アフィリエイト2サイト敗戦記とそこから得たもの


ライターですが、アフィリエイトサイトを運営していました。が、これまで作っていたアフィリエイトサイト、2サイトを「ほぼ報酬が見込めないサイト」として格下げすることにしました。こちらについて書いてみたいと思います。

サイト1: 英語情報サイト (150記事, 2年弱運営)

英語学習、英語で仕事といったネタは豊富にあるので、英語情報系のアフィリエイトサイトをいっちょ作ってみるかと思い、約2年前に制作を開始しました。既に実績のあるアフィリエイターの友と組んで、2名体制です。

2人の役割分担は明確です。

私:記事作成
友人:サイト作成、SEO

私の記事と、友人のSEOノウハウがかみ合って当初は順調でした。月間検索数が数千程度のキーワード狙いで、最も高い順位で15位くらいまでは行ったと思います。その後は15位くらいから30位くらいをふらふらしながらも、まだまだ上を狙えるかもとおもっていました。

しかし、約1年ほど前、突然サイトが飛ぶ(順位が急激に下がる)現象が発生しました。そして、検索順位の100位圏外に姿を消したり、また登場するが80位とかだったりという不安定なサイトとなってしまいました。

記事によっては、月間検索数が数百程度のキーワードで1桁台の順位がついているものもあったのですが、発生件数自体は3カ月に一度程度になってしまい、月に直すと数千円台前半しか売り上げが上がらないという状態に突入しました。

順位が安定しない状態になってからも、定期的に記事を入れるなどしたのですが、順位の不安定さから立ち直ることができなかったため、今後はアドセンスサイトに格下げ(アドセンスサイト=通常のアフィリエイトサイトよりも、PV単価が低い)することになりました。

サイト2: 英語教材販売サイト (20記事, 8カ月運営)

次に同じ友人と一緒に作ったのが、特定の英語教材を売るためのサイトです。この教材自体の概要は理解していましたが、ちゃんとやれば確実に成果が出る教材、手法であることから、やってもいいかなと思ったのです。

1000-2000字程度の記事をたくさん入れるというやり方の、サイト1と異なり、サイト2は5000字以上の長文のみのページで、読み進めていくと最後教材に落ちるというページ構成となりました。

サイトの構成は非常に分かりやすく、絵も多く入れてとっつきやすいページ作り、そして内容は非常に濃いという方針で作りました。が、こちらは商標ワードで30位くらいまであがりましたが、その後うまくいきませんでした。

何故失敗だったのか

まずはサイト1の失敗理由です。

1: サイトのターゲットが明確でなかった

英語学習といってもターゲットはたくさんいます。バリバリ海外で働いている人がリスニングを強化するのも英語学習ですし、TOEICで300点しか取れない人が点数をアップさせるのも英語学習です。サイトの趣旨としては「TOEIC 300点しか取れない人向け」にすべきだったのですが、ターゲットがぶれて初心者以外の記事も多くしてしまった結果、サイトが散漫になってしまいました。

2: キーワードを意識してライティングしていなかった

アフィリエイトサイトなので、順位が上がらないことには意味がありません。売ることが目的です。しかし私は、順位を上げるためのキーワードに対する理解が不十分なまま記事を書いてしまいました。キーワードをより意識して記事を書けば、順位を上げ多くのアクセスが望めたのではないかと思います。

 

次にサイト2の失敗理由です。

1: 熱意が足りなかった

これに尽きます。かなり忙しい中で、目先の仕事をしてお金を稼ぎながらサイトを育てるのはなかなか大変です。最初に20記事ほど入れた後で、その後の記事追加はほとんど行えませんでした。

2. 確定条件の変更

サイト2は、特定の英語教材に特化してサイトを作っていたのですが、この商材の確定条件が途中で変更され、確定させるのにかなりハードルが高くなりました。これも熱意を下げる理由の一つでした。

3. 商材自体が今一つ流行っていない

満を持して登場した商材だったのですが、今一つ流行っていません。商標ワードでの検索数は数千台の前半 (1,000ちょっと) しかないため、そもそもの流入の総量自体が見込めませんでした。これがかなり成長していたら、「よっしまだまだ育てるぞ」という気にもなるのですが、熱意が続きませんでした。

失敗から得たもの

「そうか、よくあるアフィリエイト失敗談かw」と思われるかもしれませんが、実はアフィリエイトサイト運営から学んだことは非常に多く、私の人生的にはむしろ成功かも、と思っております。

アフィリエイターは「アフィカス」などと馬鹿にされることも多いのですが、サイトにどのように流入を呼び込むか、どのようにコンバージョンさせるかを考えるプロです。凄腕アフィリエイターである友人と一緒にサイトを運営したことで、「SEOの定石」を学ぶことができました。

もちろんSEOにおいて「これをやれば『必ず』順位が上がる」というものはありませんが、「これをやれば『かなりの確率で』順位が上がる」という定石は存在します。全くの畑違いの場所で仕事してきたので、数年前までは「SEOなにそれ」でしたが、友人と一緒にサイトを育てる努力をすることで、じっくりと学習することができました。収益的にはうまくいかなかったですが、友人には感謝しかないですほんと。

というのも、SEOはかなり汎用的なスキルであるためです。例えば、自分が仮にAというスキルを持っていたとして、そのAというスキル単体で戦うのではなく、AというスキルとSEOを組み合わせると、持っているAというスキルが急に価値を増すのです。

私は、「IT」「営業」というスキルがこれまでの核だったのですが、これに「SEO」を加えることでかなり汎用性が高まりました。ちょうど独立するタイミングでかなりSEOについて理解が深まっていたので、現在自分の会社の受託ビジネスにおいて役立っています。

もしライターの方でこの記事を読んでくださっている方がいれば、自分でアフィリエイトサイトを作ってみるのはとてもお勧めです。アフィリエイトサイトを作って育てる努力をすることで、単に「良い記事を書く」だけでなく、「売れる記事を書く」という視点を学ぶことができます。そして、記事の依頼主が求めているのもまさに「売れる記事」だからです。

なお、私もアフィリエイトサイト作りもまだ諦めてはおりません。現在複数のサイトを仕込んでいる途中です。今度は花を咲かせたい、、、!!!