自由に仕事ができるのがフリーランスの良い所ですが、反面、出社時間や出社しなければいけないオフィス、上司がいるわけでもないので、集中力が出ないという方も多いはず。以下では、集中力を出すために私が試してみたアプローチをお伝えします。
集中力を出す7つの対策
1.ノイズキャンセリングヘッドホンをする
周りの音が気になる、仕事場が騒々しい、近くに大きな音を立てる工場や施設などがある、そんな方に特におすすめなのがノイズキャンセリングヘッドホンです。ノイズキャンセリングヘッドホンは、「外からの音を打ち消す音を発生させ、雑音を低減させる効果」があります。特に外部からの高音域と低音域を打ち消す効果が高い、という代物です。
もともと私は、海外出張の飛行機の中の騒音を低減させるために買って使っていたのですが、独立後は海外出張は激減し、今では「家での仕事用」「カフェでの仕事用」、それから「新幹線・飛行機での仕事用」として利用しています。つまり、仕事中はほぼ着用しています。
なお、ノイズキャンセリングヘッドホンをすると、雑音が80%くらい減る感覚があります。私はいつも、ノイズキャンセリングヘッドホンをして、音楽(音の強弱の差が少ないもの)をずっとかけっぱなしにして仕事に没入しています。
、私が使っているのはBoseのQuietComfort 15という、一世代前のモデルです。現在は後継機種として、QuietComfort 35というモデルが出ていますので、今から購入するのでしたらこちらがよいと思います。
2.スマホを机から遠ざける
仕事中もスマホが気になる方は多いはず。しかし、これは集中力を大きく削いでしまいます。よって、おすすめなのはスマホをデスクから少し遠い場所に置いておくことです。外出先であれば、デスクにスマホを置かずにカバンにしまうのがよいかもしれません。
この際に、音声着信以外を全てOFFにすることをお勧めします。LINEやFacebookメッセンジャーなどのメッセージが来るたびに音や振動が鳴っているようでは気が散ります。
3.立って仕事をする
座っていると、気分が怠けてしまう、ダラダラしてしまうという方は、いっそのこと立って仕事をしてみてはいかがでしょうか。
立って仕事をする、というと「高額なスタンディングデスクを購入しないといけない」と思われる方もいるかもしれませんが、大丈夫です。デスクの上に段ボールを積んで、ほどよい高さにして、その上にノートパソコン、マウス、キーボードなどを乗せれば完成です。
私も先々週から何度かやっているのですが、立ち始めて最初のころはふくらはぎが結構疲れる感覚がありましたが、徐々に慣れていきました。今は座ったり立ったり変化をつけています。
4.カフェに行く
自宅で集中力が切れてきた場合、近所のカフェに行くのもありです。自宅で誰の目もない中で仕事するよりも、人の目があるほうが緊張感があってよい、という人も多いはずです。とはいえ、カフェは机も狭いですし、外付けモニターもないので作業はやりにくい。ので、大きな画面がいらないような仕事、例えばライティング作業などには適していると思います。
5.Chromeのアドオン「Blacklist」を導入する
ついつい見てしまう、仕事とは関係ない時間泥棒のサイト。こうしたサイトはブラックリストに入れて、見られないようにしてしまいましょう。
パソコンのブラウザとしてChromeを使っていることが前提ですが、Blacklistというアドオン(拡張機能)があります。このアドオンを使うと、サイトをドメインごとブラックリストに登録することができます。ブラックリストに登録されたサイトはボタン一つで解除はできるのですが、解除に15秒かかるという仕組みなのがポイントです。この15秒を待っている間に「あー、こんな遊びのサイト見ている場合じゃないや。仕事に戻ろう」と思えるのが良い所です。
なお、このアドオンの開発者であるRahul Gupta-Iwasakiさんは、スタンフォード大学でコンピューターサイエンスを学んだ秀才で、名前を見る限り、インド系と日系の両方のバックグラウンドを持っているようです。
6.カフェインの錠剤を飲む
これは切羽詰まったときにのみおすすめの方法です。エナジードリンクを飲むのもいいのですが、カフェイン錠剤も効きます。ただ、飲みすぎると有害です。妙に心臓がバクバクしたり、変な興奮状態になったりするので、一度に摂取する量は十分に気を付けてください。
7.友人と仕事する
友達などと一緒に仕事をするのもいいかもしれません。カフェなどに集合して、お互いそれぞれの仕事をやる。さすがに友人が仕事をしている横で、怠けるのもアレなので、ちゃんと仕事するかという意識が働きます。
まとめ
まずはお金も人との予定との調整もいらないテクニックから導入してみてはどうでしょうか。
2.スマホを机から遠ざける
3.立って仕事をする
5.Chromeのアドオン「Blacklist」を導入する
上記3つであれば、いますぐ開始できます。